クルマの安全を守る法定点検とは! 車検との違いをざっくり解説!
おはようございます!こんにちは!こんばんは!博美です!!!
前回は車検(自動車検査登録制度)サービスについてみていきました。
今回は混同しがちな法定点検について、ざっくり解説しちゃいます!
【おさらい】車検とは?
いったん車検のおさらいです。
車検は一言で説明すれば「クルマが公道を走っても問題ない状態かをチェックする制度」でしたね。車検に通らなければ公道を走ることができません。
前回のコラムはこちら
クルマが公道を走れるようにする車検とは? 作業内容をざっくり解説!
法定点検は一言で説明すると「安全かつスムーズにクルマが走行できるかをチェックする制度」です。
なんとなーく似ている内容ですが、似て非なるものです。
法定点検は車種によって点検時期と点検する項目が異なります。
皆さんが普段乗るような自家用車(乗用車)は1年ごと/2年ごとです。
クルマを購入したお店からハガキや電話などで連絡があるため、お客さんは作業時期を覚えていなくても構いません。
ちなみに事業用の大型トラックやバスは毎日使ったり走行距離が乗用車と比べると長くなりがちなことから点検時期が短くなっています。
乗用車の検査項目について
乗用車の1年(12か月)点検項目は以下です。
- かじ取り装置関連(ベルトの遊び)
- ブレーキ周り(ブレーキの効き具合・液漏れ有無・ブレーキパッドの消耗ほか)
- タイヤとホイールやナットの緩み
- オイル漏れと量
- 電気関係装置(点火プラグなど)
- エンジン(本体から冷却装置まで)
など。
2年(24か月)点検は、1年点検の作業項目に以下を加えた内容です。
- ハンドルの操作具合
- ホイールアライメント
- パワーステアリングの緩み
- ブレーキシューの損傷有無
- 燃料漏れ
- マフラー
- フレーム&ボディー
etc..
あげると枚挙に暇(いとま)がありません!
細か~く見てみると前回解説した車検と、法定点検の作業内容は違っています。
車検と法定点検を同時に行うケースが多いため混同されがちなのです。
もちろん、違いや作業内容について、今覚えなくてもガソリンスタンドでのバイトは問題ありません!
車検も法定点検も、お客さんが安全なカーライフを送るために必須です。
さいごに
「自動車整備に携わりたい!」
「自動車のことは分からないけど手先が器用だしやってみたい」
という方は、スタンドジョブの「自動車整備士」のバナーから、自動車整備士を募集しているガソリンスタンドを探して応募してみてください!
さまざまなメーカーの車はもちろん、次世代車とされるHV(ハイブリッド車)やEV(電気自動車)に携わることができ、あなただけのスキルが磨けます!
今回は、このへんで。
それでは、また~~~!