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2024/02/11 23:09

クルマが公道を走れるようにする車検とは? 作業内容をざっくり解説!

おはようございます!こんにちは!こんばんは!博美です!!!

今回はガソリンスタンドの油外事業(燃料油販売以外の事業)である車検(自動車検査登録制度)サービスについてみていきます。


そもそも車検とは何か?

車検は一言で説明すれば「クルマが公道を走っても問題ない状態かをチェックする制度」です。
車検に通らなければ公道を走ることができません。

新車の場合、最初の車検は3年後で、以降2年ごとに受ける必要があります。
中古車は購入時に車検の残りがあり、こちらも以降は2年ごとです。

いずれも期日前に受けなければならず、仮に受けない場合には罰金が課されます。
多くの自動車整備工場では例年3月、4月、9月などが車検で込み合う時期です。

期限ギリギリでは予約が取れない場合があるため早めに予約することが重要です。
車検業務は国が定めた整備工場でしか受けることができません。


車検の整備工場って何?

分解整備できる設備やスペース、また国家資格を持った整備士がいる整備工場です。
分解整備とは簡単に言えば、エンジンを取り外す、動力を伝達する装置の取り外す、ブレーキ装置を取り外す、などを行う整備を指します。
(現在は分解整備の作業範囲が広がり、名称が特定整備へと変更されています。しかし特定整備は内容が複雑なため今回は分解整備の作業範囲で解説します)

分解整備の許可を受けている整備工場には2種類あり、認証工場と指定工場です。
前者は分解整備をしたのちに、車検場へクルマを持っていって最終検査をします。


ガソリンスタンドに併設の整備工場について

ガソリンスタンドに併設している多くの整備工場がこちらです。
後者は自店だけで車検が完結します。

車検が1日で終わることが多く、1日車検などをアピールしているお店はだいたい後者です。
ガソリンスタンドでも指定整備工場を併設しているケースは少なくありません。

いずれの工場も店に認証/指定工場の看板を掲出しています。

作業は主に

  1. タイヤの摩耗やひび割れのチェック
  2. ヘッドライトやテールライトなど灯火類のチェック
  3. まっすぐ走れるかどうか検査するサイドスリップ検査
  4. ブレーキがきちんと効くかどうかのブレーキ検査
  5. 実際の速度と誤差がないか調べるスピード検査
  6. ガラスの損傷や透過率のチェック
  7. 排気ガスチェック
  8. クルマの下のチェック(オイル漏れやボルトの緩みがないかなど)

といった内容です。

ぱっとざっくり出しただけでもこんなにあります。

クルマが公道で走れるようにするには、厳しいチェックが必要なのです。
さて、ここで車検と混同しがちなのが「法定点検」です。

これは次回に!


さいごに

今回覚えてほしいのは、「車検に合格しないと公道は走れない」です。
いかがでしたか?

それでは、また~!!!

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