ガソリンスタンドでクルマを貸し出す? レンタカー事業についてざっくりと解説!
おはようございます!こんにちは!こんばんは!博美です!!!
この挨拶も板についてきましたかね?
今回はガソリンスタンドの油外事業(ガソリン給油以外の仕事)、とくにレンタカーサービスについてざっくりと概要を解説します。
レンタカーとは、クルマを借りるサービスです。
「ガソリンスタンドでなぜやるの? クルマを持っている人が来る場所じゃないの?」
と思う人もいるでしょう。
そう、ガソリンスタンドのレンタカーは主にクルマを持っていないお客さんに向けてサービスを展開しているのです。
まず、レンタカーサービスには大きく分けて2つのタイプがあります。
1つは、遠くからやってくる旅行客やビジネス客がターゲットのタイプ
もう1つは、店舗の近くに住む地域住民をターゲットにするタイプ
前者は駅前や空港などにお店を構えています。
対して後者は住宅街や町中にお店があります。ガソリンスタンドは、だいたい後者になります。
「クルマを持ってないけど遠くまで買い物に行きたい」
「引っ越しをするから軽トラを借りて自分で運びたい」
「子どもの送り迎えでちょっとだけ借りたい」
「近隣で借りて長野県へスキーに行きたい」
といったお客さんのニーズを満たすことができます。
レンタカー事業のターゲットが違うため、前者と後者は差別化を図れるのです。
ちなみにレンタカーサービスでは、借りたクルマを返す際は「ガソリン満タンで返却」が原則です。
ガソリンスタンドがレンタカーをやっている場合は、わざわざ給油のために他のガソリンスタンドに立ち寄る必要がないためお客さんは楽なのです。
また、ガソリンスタンドのレンタカーサービスは、本業(ガソリン給油)とも相性が良いのです。
すでに自動車関係事業を展開している、自分のお店で整備ができる、クルマを置いておくスペースがある、レンタカー用のスタッフを新たに雇うことなく既存スタッフだけでサービス展開が可能なためです。
貸出も書類の手続きさえしてしまえば、あとはお客さんが乗ってどこかに行くだけなので、とくにやることもありません。返却されたときにはクルマの掃除などがあります。
書類の手続きではお客さんに氏名や電話番号、住所など個人情報を書いてもらいます。
その際にクルマを使う際の注意事項を簡単にスタッフが説明します。
「お客さんにクルマを貸し出すのって難しそう……」と思われる方もいるかもしれません。
安心してください!店頭での手続きは店長や先輩にちゃんと教育してもらえるほか、貸出マニュアルがお店にあるので怖がることはありません。教わった通りにやれば誰でも簡単に貸し出せます。
ガソリンスタンドが展開しているレンタカーサービスによっては、専用スマホアプリで貸出手続きが5分程度で終わってすぐ出発できるケースもあります。
そのほかクルマだけでなく、バイクを貸し出すレンタルバイクサービス展開しているSSもあります。
これは、またどこかで解説しましょう。
さて、ここまでガソリンスタンドのレンタカーサービスについてざっくりと解説しました。
レンタカーサービスの貸出の流れについても今後解説しますね!
ちなみに車両のナンバープレートには、地域名+ひらがな+数字が記載されているのですが、レンタカーに使う車両は必ず「わ」もしくは「れ」が使用されます。(多いのは〝わ〟です)
通称「わナンバー」と呼ばれ、主に自家用車と区別しやすいように、が理由です。覚えておいてくださいね♪
これで、街中で「わナンバー」を見つけたら「あれはレンタカーなんだな」と区別できますね!!!
今日はこのへんで!
それでは、また~~~!!!