ガソリンスタンドは給油、だけじゃない！ クルマに関するあらゆるサービスを展開しています！
おはようございます！こんにちは！こんばんは！博美です！
以前、本コラムで「ガソリンスタンドはガソリンの給油以外のサービスも提供している」と少し説明しました。
今回はガソリンスタンドの本業である「ガソリンの給油(燃料油販売)」以外の事業、いわゆる「油外事業」について紹介していきます。
油外（ゆがい）事業という名の示す通り、燃料油以外のビジネス、ということです。
油外の基本となるのは、オイル交換、タイヤ交換、バッテリー交換、洗車などのサービスです。
そのほかにも
① レンタカー
② 車検・自動車整備
③ 新車・中古車の販売（カーリース）
④ 自動車保険
⑤ 修理・軽板金
⑥ ロードサービス
などが、それにあたります。
これらはまとめて、トータル・カーライフ・サービス（頭文字を取ってTCS＝ティーシーエス）と呼称することがあります。
給油以外にも、お客さんに自動車を販売して、安心のために保険をつけて、自動車の点検時期になったら車検作業をして、万が一自動車が傷ついたら修理しています。
お店で自動車にかかわるサービスを全部展開していたら、お客さんは自身が求める自動車関連サービスによって、色んなお店をあちこち行かなくて済むわけです。
お客さんは安心して、１つのガソリンスタンドに自動車のアレコレを任せられるのです。
「ガソリンスタンドでそんな仕事があるなんて知らなかった」という人も多いのではないでしょうか。
実は私も自動車業界に入るまで、ずっと給油するだけの場所だと思っていました。
自分でクルマに乗っていたのに……（笑）
もちろん、すべてのガソリンスタンドでこういったサービスを展開しているわけではありません。
給油だけのSSがあれば、給油と洗車、給油とレンタカー、給油とTCS全部、といった具合に店長さんの判断で展開しているサービスが違います。
ガソリンスタンドごとに特色があるわけです。
これらの油外事業に力を入れるガソリンスタンドが、日本には数多く存在します。
それは、なぜか。
お客さんに、自分のお店だけを使ってほしいからです。
油外事業やTCSをサービス展開してお客さんを呼び込む。
たくさんの良いサービスを提供して、お客さんに信頼してもらうことで囲い込む。
そうすることで商売が成り立って、スタッフに給与というカタチで還元できるのです。
そのため、店長さんたちは日夜、お客さんとお店、そしてスタッフの方たちが取り組めるサービスを検討しているのです。
そこには並々ならぬ努力と根性が……。それは、またどこかで（笑）
油外事業の細かい内容についてはこの先少しずつ説明していきますね。
今日は、このへんで。
それでは、また～～～！！！