ガソリンスタンドは災害時のカギ!? 人の命をも守る役目とは
おはようございます!こんにちは!こんばんは!博美です!
日本では9月、10月は台風シーズンですね。
近年は災害級の台風が毎年やってきています。
怖いですね、皆さんも気を付けてくださいね。
さて、今日はそんな災害時のガソリンスタンドのお話です。
ドライバーさんから「たとえば大きな地震が起きたとき、ガソリンスタンドって危なくないの?」と質問されることがあります。
安心してください!頑丈ですよ!
実はガソリンスタンドの建物や敷地はとても堅牢な造りになっているのです。
ガソリンをはじめとする危険物を取り扱っているため、ちょっとやそっとの地震で火災が発生したらいけないわけです。
だから、そんじょそこらの建物とは頑丈さがレベル違いなのです。
それでも、もし地震でガソリンスタンドが停電したら…。
給油する計量機は電気で動いているので、お客さんの車に給油ができなくなります。
給油できないと車が動かないわけですから、その地域は大混乱に陥ります。
消防車や救急車、警察車両にも影響がでる可能性も少なくありません。
そうならないように多くのガソリンスタンドでは
非常時に使える発電機や、手動で給油できる機械を置くなどして
災害時でも安定してお客さんたちに給油できるように対策をとっています。
こうしたガソリンスタンドは災害対応拠点とよばれています。
(ただ、画像のように災害時には給油待ちの長い行列ができる場合があり、油の売り切れになる場合もあります)
災害時のガソリンスタンドの役割はそれだけではありません。
停電すると地域の病院はどうなるでしょう。
入院している人の生命維持に必要な機械はすべて電気で動いていますよね。
災害時でも必要最低限の電気を使えるよう非常用発電機の電源に切り替わるわけですが、ずっと動くわけではありません。燃料油が必要なのです。
ここでもガソリンスタンドが力を発揮します。
病院から要請があれば燃料油を軽トラックなどで運びます。
私は令和元年に千葉県を襲った台風の被害を千葉県南部の人に取材したことがあります。
たまたま寄ったガソリンスタンドの店主に話を聞くと、3日間は昼夜の別なく近隣の病院や介護施設に燃料油を運んだそうです。
なぜ寝る間も惜しんで車を走らせたのでしょう。
それはガソリンスタンドという仕事が地域に根差した商売だからです。
その店主は「今も燃料油を必要としているお客さんがいる、と思うと休んでなんていられなかった」と話しました。
こういう方を縁の下の力持ち、というのでしょうか。
世のため、人のため、という素晴らしい考えをお持ちの店主さんでした。
日本のガソリンスタンドにはこのような強い信念を持った店長さんや社長さんが多くいます。
いざというときには人の命をも守ることにつながるガソリンスタンドの仕事。
社会的意義の高い、なくてはならない仕事なのです。
皆さんの興味のあるガソリンスタンドの、災害時の役目。
今回は掻い摘んでピックアップしてみました。
少しでも伝われば幸いです。
スタンドジョブに登録しているガソリンスタンドの多くは災害時でもちゃんと給油できるよう対策しています。
皆さんも、世のため人のために頑張るガソリンスタンドのもとで働いてみませんか?
ご応募をお待ちしております!
それでは、また~~~!