ガソリンスタンドと日本の未来の重要課題「SS過疎地問題」を考える
こんにちは。
街中でバイクを見ると「またバイクに乗りたいな」と思ってしまうヒロタロウです。
今回は日本としての課題になっている「ガソリンスタンド過疎地問題」について考えていきます。
現在、ガソリンスタンドは減少傾向にあります。
1994年に60,000店舗以上あったガソリンスタンド数は、現在は半数以下(約28,500店舗)となっています。
大きくはハイブリッド車、電気自動車などの導入による「ガソリン需要」の減少。
後継者不足にも悩まされています。
しかし、ガソリンスタンドは重要な「社会インフラ」と定義されています。
人間の活動の基盤となる基盤(インフラ)「infrastructure」の中でも、特に生活や福祉に関するものを意味する語。社会インフラには水道設備や医療・福祉制度などが含まれるとされるのが一般的である。
出典:weblio辞書
https://www.weblio.jp/content/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%A9
このままガソリンスタンドの廃業が続くと地域の衰退にもつながってしまうため、「日本の課題」となっているわけです。
そこで経済産業省が「ガソリン過疎地対策」として課題、対策をまとめてくれています。
「SS過疎地対策ハンドブック」
https://www.enecho.meti.go.jp/category/resources_and_fuel/distribution/sskasochi/pdf/sskasochi_handbook_202305.pdf
ものすごく簡単にまとめると、キーワードは「多角化」だと思います。
多方面・多分野にわたるように拡大すること。
出典:weblio辞書
https://www.weblio.jp/content/%E5%A4%9A%E8%A7%92%E5%8C%96
今までのようなガソリンスタンドの業務だけではなく、いろいろなことを取り入れて売上をあげていこう!ということです。
たとえば、業務時間を調節の上、除雪作業をおこなう。
移動スーパーや農産物の販売所との連携。
灯油の配置販売。
船への重油の需要にこたえる。
などなど。
課題はその地域、その場所によって大きく違います。
ですが、「地域特有のニーズ」を明らかにして、需要を見つけ、多角化を進める。
今までの「ガソリンスタンドの業務」という枠組みにとらわれず、力を合わせて取り組んでいくことが大切だと感じました。
時代がものすごい勢いで変わっていきます。
もちろん良い面もあれば難しい新たな課題が生まれることもあります。
だからこそ、私たちも変わっていく必要があるのだと改めて感じました。
”最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き残るのでもない。唯一生き残るのは、変化する者である。
チャールズ・ダーウィン”
以上、なにか少しでも参考になれば幸いです。